ベーシックコース ご感想①

受講講座:Master Holosopher®(Basic)

①なぜベーシックコースを受講しようと思いましたか?(きっかけや動機など)
→ 私は昔から自分の気持ちを言葉にすることが苦手なのですが、助産師学校でアロマセラピーの授業があり、その講師の先生が、私のからだに触れることで、性格や内面的なことまでわかってくれて、そのことがずっと心に残っていました。私もいつか、言葉にならない声を、からだを通してきけるようにな りたいと漠然と思っていましたが、ホロソフィーに出会い、からだが表現することと対話をしながら、その人が本来持つ力、その人らしさが発揮されるようお手伝いをするという施術哲学を私も学びたいと思ったので、本講座を受講しました。

②受講する前に迷ったこと、不安だったことはありますか?
→ 私は何事も頭で考えがちなので、手技の感覚的なところを身につけられるか不安でした。今でも苦労することが多いですが、講師の先生方が実際に手を添えながら、丁寧に説明してくださるので助かっています。

③実際に受講してみてどうでしたか?(ホロソフィーを学んでからの変化など)
→ からだの仕組みや症状について、これまでとは全く違う視点で考えてみたり、大きな視点で俯瞰してみたりするのがとても面白かったです。自分の体調に関しても、助産師としてお母さんと赤ちゃんに関わる上でも、症状に振り回されることが少なくなり、何のためにその症状が起きているのか、からだは 何をしようとしているのかを考えるようになりました。また手技の練習では、普段感じることのない感覚を手のなかで味わうことができ、楽しかったし、人も自分も、まだまだ知らない可能性がたくさんあるんだなと思いました。

④ホロソフィーで学んだことをどのように活用していますか?
→ 助産師としてお母さんたちと関わる上で、自分の正しさの押し付けになってはいけないし、かといって何でもありというのも違うし、ずっと葛藤していましたが、講座の中で、施術家としてクライアントさんとどう向き合うかを学んだことが、今はとても役立っています。教わったことは「クライアントさんにはこのように接するべき」という答えではなく、ひとつの考え方の枠組みであって、これからも試行錯誤は続くのですが、関わり方に迷ったときのよりどころとなっています。

⑤ベーシックコースの受講を迷われている方へ一言
→あまり気負わず、気軽に一歩踏み出してみていただければと思います。わたしの周りを見ても、バックボーンや学びの活かし方は人それぞれです。特に、今なんとなくモヤモヤしていたり、しんどさを感じているとしたら、外へ外へと答えを求めるより、自分のからだについて学んでみるのも一つかもしれません。ホロソフィーでの学びは単なる施術技術のHow toではなく、自分のことや、周りの人、今ある環境などと、じっくり向き合う機会にもなります。きっと、現実を動かすためのヒントを得られるはずです。